11月18日、京都の山科にある毘沙門堂に山科駅からぶらぶら歩いて行ってきました。
ここは紅葉でとても有名なところで、毎年この時季に一度は訪れていますが、今年は11月に入ってもまだ夏日があったりして、例年ほど紅葉が進んでいませんでした。住職さんは今年は京都のどの場所でもあまり紅葉が進んでないみたいにおっしゃっていました。
土曜日だったのか、人も多く外国からの観光客が目立ちました。
本堂は徳川家綱により、江戸時代の1665年に建立され、寺院名の由来にもなるご本尊毘沙門さんは比叡山延暦寺の本尊である薬師如来を作った際の余材をもとに、伝教大師最澄が刻まれたと伝えられていて、七福神のひとりでもあり、四天王の多聞天としても知られているそうです。
長寿の道~人の世は山坂多い旅の道~というのが壁にかかっていました。

還暦 六十才
命の六十に迎えた来たら
とんでもないと追いかえせ
古希 七十才
命の七十に迎えが来たら
まだまだ早いとつっぱなせ
喜寿 七十七才
命の七十七に迎えが来たら
せくな老楽これからよ
傘寿 八十才
命の八十に迎えが来たら
なんのまだまだ役に立つ
米寿 八十八才
命の八十八にお迎えが来たら
もう少しお米を食べてから
卒寿 九十才
命の九十に迎えが来たら
としには卒業はないはずだ
白寿 九十九才
命の九十九に迎えが来たら
百の祝が済むまでは
茶寿 百八才
命の百八に迎えが来たら
まだまだお茶が飲み足らぬ
皇寿 百十一才
命の百十一に迎えが来たら
そろそろゆずろか日本一
気を長く心はまるく腹立てず
口つつしめば命ながかれ
人生100年とも120年とも言われています。「気は長く心はまるく腹立てず口つつしめば命ながかれ」そんな生き方したいですね。
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