ハルさんとの日本語学習

再スタート

 日本語能力試験(12月6日)まで1カ月を切りました。試験で出題される試験科目は、文字、語彙、文法、読解、聴解です。

 今回は読解を勉強しました。N4(日本語能力試験4級)の読解に出てくる文章は大きくわけて「日記」「手紙」「社会/日本」「お知らせ」の4つのパターンがあります。最初に長い文を読む前に教室で交わされる先生と生徒の会話やお店の人との会話文の問題をすることにしました。誰と誰が話しているのか、どちらが目上の人かわかるようにして問題を解いていきます。

 会話文には日常使われる尊敬語や謙譲語が出てきます。N4で一番難しい項目なのだと思います。それに漢字圏でない国から来ている留学生にとっては漢字を読むのが結構難関だということもわかります。N4のテストでは300字ぐらいの漢字を覚える必要がありますが、音読み、訓読みがあるので、読み方もきちんと覚えようと思うと字の形だけ覚えていても読めることにはなりません。

 日記になると、英語では”I went to the Department store today.”となり、私という主語を書きます。日本語の日記では「今日デパートに行きました」となり、私が書いていることが前提になっているので、文の中にはいつも「私」という主語が書いてあるわけではありません。そこのところが学習者には、誰がデパートに行ったのかというのを読み取るのが難しくなるみたいです。

 あと試験まで20日ほどしか残っていないので、とりあえず読解の問題を幾つもこなして、何が書かれているか理解することと漢字の読み方を同時に学習していけるように工夫しようと思っています。

 

 

5 件のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    ABOUT US

    satopen
    こんにちは 京都在住。1年前から日本語学院に通っています。日本語教師養成420時間コースを受講して、あと教育実習12講座を修了すれば日本語を教える資格をもらえます。資格が取得できたら一度は大好きなタイで日本語を教えてみたいです。ブログでは日本語講師養成講座を受けて感じたことや得たこと、タイに関する情報を書いていきたいと思っています。